プロゲーマーが炎上して活動停止した件について、語りたいので、まずは経緯を簡単に説明したいと思います。
SaRaというPUBGモバイルのプロゲーマーが他メンバーの配信中に横で「障〇者やろ」と発言してしまいました。
この発言が拡散された事で本人はこう謝罪しました。
僕の不適切な発言によって、不快な思いをされた方々に心からお詫びします。 特定の誰かに向けた言葉ではなかったとはいえ、プロ選手として、社会人として、あるまじき発言をしてしまったことを深く反省し、 チームから正式な処分があるまで活動を自粛します。大変申し訳ございませんでした。
引用:https://twitter.com/BLUEBERRYNOOB__/status/1521034024491364352
所属企業からも謝罪文が発表され、
「当該選手について厳重な処分を下す」
と、明記されていました。
所属企業からの説明によると、
他の選手が配信中にSaRaが同じ部屋で別のゲームをプレイ中、ボイスチャットをつけない状態で
例の「障〇者やろ」発言をしてしまったという事です。
本人に聞き取り調査を行った結果、事実である確認が取れたので、重大なコンプライアンス違反で次の3つの処分が下されました。
- 2022年12月まで選手活動停止
- 当該期間の選手報酬を全額カット
- 社会奉仕活動への参加
重い処分ではありますが、クビではありません。
この判断は企業が決めることなので、これ以上は何も言えません。
さて、例の問題発言ですが、こういう発言って、突然沸いてくるハズがないんですよね。
素というか、日頃からの考え方がとっさに出てしまうんです。
対戦中に煽るとか馬鹿にする発言はよくありますが、こういった「差別発言」を普段からしていたのだと思います。
企業は、人としての最低限のマナーを教育していった方が良いと思います。
最近はコンプライアンスに厳しいので、プロ野球の球団でそういう講習は行われているそうです。
プロ契約をしている方は、人前に出るとき以外も常に発言に気をつけるくらいが良いのかもしれません。

蝉丸
STK.web編集長。ゲーム、アニメ。にゃんこ大戦争など。高校野球好き。