カメラを手にすると、いろんな専門用語が飛び交って「何それ?」ってなることあるよね。
特に「センサーサイズ」って言葉、カメラ選びでよく耳にするけど、初心者にはちょっと謎めいた存在かも。実はこのセンサーサイズ、写真のキレイさやボケ味、暗い場所での写り方に影響するんだ!
この記事では、カメラのセンサーサイズが何なのか、どんな違いがあるのか、初心者でもスッキリわかるように解説するよ。
旅先での撮影をより楽しくするために、さあ、一緒に学んでいこう!
センサーサイズって何?
カメラのセンサーサイズとは、カメラの中にある「光を受け止める部品」の大きさのこと。
センサーは、フィルムカメラのフィルムの代わりに光をキャッチして、写真や動画に変える重要なパーツ。
簡単に言うと、センサーが大きいほど、たくさんの光を取り込めるんだ。これが、写真の明るさや細かさ、色合いを左右するんだよ。
センサーの大きさは、カメラの種類や価格帯によって違う。
スマホのカメラからプロ用の高級カメラまで、センサーサイズはさまざま。大きいセンサーは高性能だけど、カメラ自体も大きくて高価になることが多いよ。
一方、小さいセンサーはコンパクトで手軽だけど、画質や暗所性能では少し劣ることも。
じゃあ、具体的にどんな種類があるのか、見ていこう!
主なセンサーサイズとその特徴
カメラのセンサーサイズにはいくつか種類があって、それぞれに得意なことや特徴がある。
以下に、初心者が知っておくべき代表的なセンサーサイズをまとめたよ。
1/2.3インチ~1インチ(コンパクトカメラやスマホ)
- 特徴: 小さなセンサーで、スマホや安価なコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)に使われる。たとえば、最新のiPhoneやGoProなんかがこのサイズ。
- メリット: カメラが軽くて持ち運びやすい!旅行や日常のスナップにピッタリ。価格も手頃。
- デメリット: 暗い場所ではノイズ(ザラつき)が出やすい。背景のボケも控えめ。
- おすすめシーン: 明るい日中の風景、気軽なセルフィー、SNS用の写真。
マイクロフォーサーズ(MFT)
- 特徴: オリンパスやパナソニックのミラーレスカメラでよく使われる。1インチより大きく、フルサイズより小さい中間サイズ。
- メリット: カメラとレンズがコンパクトで、旅行やハイキングに最適。画質もコンデジよりグッと良くなるよ。
- デメリット: フルサイズに比べると、暗い場所やボケの表現力は少し劣る。
- おすすめシーン: 街歩き、ポートレート、軽量装備で旅先の撮影。
APS-C
- 特徴: ソニー、富士フイルム、キヤノン、ニコンのミラーレスや一眼レフで人気。マイクロフォーサーズより大きく、プロっぽい画質が手に入る。
- メリット: 画質と携帯性のバランスが最高!暗い場所でもキレイに撮れるし、ボケも自然。
- デメリット: フルサイズよりはセンサーが小さいので、極端な低光量では少し差が出る。
- おすすめシーン: 風景、ポートレート、夜景、趣味の写真撮影。
フルサイズ(35mm)
- 特徴: プロや本格的なアマチュアが愛用。昔の35mmフィルムと同じサイズで、キヤノン、ニコン、ソニーなどの高級カメラに搭載。
- メリット: 光をたっぷり取り込むから、暗い場所でもノイズが少なく、色や細部が超キレイ。背景のボケもめっちゃ滑らか!
- デメリット: カメラやレンズが大きくて重いし、価格も高め。
- おすすめシーン: プロのポートレート、夜の星空撮影、芸術的な写真。
中判センサー
- 特徴: フルサイズよりさらに大きい!ハッセルブラッドや富士フイルムの超高級カメラに使われる。
- メリット: 驚くほど高精細で、広告やファッション撮影でプロが使うレベル。
- デメリット: めっちゃ高価で、機材も重い。初心者にはオーバースペックかも。
- おすすめシーン: プロの商業撮影、巨大なプリントが必要な場合。
センサーサイズが写真にどう影響する?
センサーサイズが大きいと、どんな良いことがあるのか、具体的に見てみよう!
- 画質とディテール:
大きなセンサーは光をたくさん取り込むから、色の再現や細かい部分(たとえば木の葉っぱや肌の質感)がクッキリ。APS-Cやフルサイズは、スマホやコンデジに比べて圧倒的にシャープ! - 暗い場所での性能:
夜景や室内の暗いシーンでは、大きいセンサーの方がノイズが少ない。フルサイズなら、薄暗いカフェでもキレイな写真が撮れるよ。 - ボケの美しさ:
大きなセンサーは背景をふわっとぼかしやすい。ポートレートでモデルを際立たせたいなら、APS-Cやフルサイズがおすすめ。 - ダイナミックレンジ:
明るい空と暗い影を一緒にキレイに写す力。フルサイズや中判は、明暗の差が大きいシーン(夕焼けとか)でも自然な仕上がり。
でも、大きいセンサー=最高ってわけじゃないよ。たとえば、旅行で軽い装備がいいなら、マイクロフォーサーズやAPS-Cが扱いやすいし、スマホの小さなセンサーでも十分キレイな写真が撮れる場合もある。
何を撮りたいか、どう使うかで選ぶのが大事!
初心者におすすめのセンサーサイズは?
「結局、どれを選べばいいの?」って思うよね。初心者なら、以下のポイントで考えてみて!
- 予算が限られてる、気軽に撮りたい:
スマホや1インチセンサーのコンデジ。旅先でサクッと撮るならこれでOK。 - 本格的に写真を始めたい:
APS-Cのミラーレス(ソニーZV-E10、富士フイルムX-S20、キヤノンEOS R50など)。画質と携帯性のバランスが良い! - ちょっと奮発してプロっぽい写真を:
フルサイズのミラーレス(ソニーα7C、キヤノンEOS R8)。暗い場所やボケにこだわりたい人に。 - 軽さが大事、でも画質も欲しい:
マイクロフォーサーズ(オリンパスOM-5、パナソニックG100)。旅行やアウトドアにピッタリ。
センサーサイズ選びのコツ
撮影シーンを想像する:
旅先で風景?夜の街?子どものポートレート?撮りたいものに合わせて選ぼう。
予算とサイズを考える:
大きなセンサーは高価で重い。持ち歩きやすさも大事だよ。
レンズもチェック:
センサーサイズが違うと、使えるレンズも変わる。APS-Cやマイクロフォーサーズはレンズもコンパクトで安いことが多い。
試し撮りしてみる:
家電量販店でカメラを手に持って、どんな感じか試してみるのが一番!
センサーサイズは写真の個性を決める!
センサーサイズは、カメラの心臓部みたいなもの。大きいセンサーはキレイでボケが得意だけど、持ち運びや予算のハードルも高い。
小さいセンサーは手軽で、日常や旅のスナップにピッタリ。
どんな写真を撮りたいか、どんな旅をしたいかで、最適なセンサーサイズが変わるよ。
撮影を続けるなら、まずはAPS-Cやマイクロフォーサーズのカメラを手に持ってみて!
次回の記事では「解像度」についてもっと深掘りするから待ってて。カメラ片手に、素敵な旅の瞬間を切り取ろう!

トキワユウト
当サイト『STK.web/撮影の旅の記録』デジタルプロデューサー。
変わってるもの、面白い人に興味があります。子供の頃から常に何かしらをコレクションしている。
記事内の筆者見解は明示のない限りSTK.webを代表するものではありません。
